1951-11-30 第12回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
○平澤政府委員 池見議員から、先ほどお話があつたように、この事件については、私どもも地元関係者の陳情を受けまして、よく存じておつたのであります。従つて、最近における立川附近の事件があるなしにかかわらず、かような程度では、はなはだ遺憾であるということを私ども考えまして、終戦以来、二十年の年からの各種の事故等、並びにその間における処理の仕方等も研究いたしまして、何とかこれをかえねばならないということで、
○平澤政府委員 池見議員から、先ほどお話があつたように、この事件については、私どもも地元関係者の陳情を受けまして、よく存じておつたのであります。従つて、最近における立川附近の事件があるなしにかかわらず、かような程度では、はなはだ遺憾であるということを私ども考えまして、終戦以来、二十年の年からの各種の事故等、並びにその間における処理の仕方等も研究いたしまして、何とかこれをかえねばならないということで、
○政府委員(平澤長吉君) その事柄は今いろいろお話がありますが、私ども折衝を今までいたしておる経過におきましては、事務上の問題についてまた妥結が完全に行つていない、併しながら先ほど申上げましたことが甚だ概念的であつたかとも存じまするが、その点は私どもの観測するところでは、それは間もなく解決するであろうと、こういうふうに考えておるのであります。岡野国務大臣は、実は私ここで速記録もまだ見ませんし、今山下議員
○政府委員(平澤長吉君) 只今河崎委員からいろいろ承わつたのでありまするが、厚生省といたしましては、昨年からのこれは問題でございまして、只今仰せられる通りでございます。厚生省といたしましてはすでに御承知の通り來年度の予算は、ひとり厚生省ばかりではございませんが、まだ折衝の最終過程に、大蔵省その他との間には結論まで達していないことは御承知の通りでありまするけれども、厚生省では実は率直に申しまして省議を
○政府委員(平澤長吉君) 私から厚生省の関係のことを御説明申上げます。 行政機関職員定員法によりまする厚生省の現定員は本省が四万五千百六十六人であります。それから引場援護庁が二千三百五十九人、合計四万七千五百二十五人でございます。改正法案によります新定員は、本省が四万三千百八十八人、引湯援護庁が千七百七十九人、合計いたしまして四万四千九百六十七人でございます。従つて今回の人員整理によりまする減員は
○政府委員(平澤長吉君) 厚生大臣に関する質問にお答えいたします。 御質問のありました健康保険につきましては、只今御指摘になりましたごとく、経済は必ずしも楽なわけではございませんけれども、現在もどうやら国庫余裕金の一時借入によりまして、円滑な運営をいたしておると信じておるのであります。又お尋ねの医師の医療報酬の単価の引上げがお尋ねでありましたのでございまするが、お話ありましたように目下中央社会保険医療協議会
○平澤政府委員 ただいま議題となりました検疫所の支所及び出張所の殺害に関し承認を求めるの件について提案の理由を説明いたします。 今回連合国最高司令官総司令部からの覚書により、入国指定港として新たに室蘭港、釜石港、舞鶴港、下津港及び徳山下松港が追加されましたが、これらの港における検疫業務を実施するため、厚生省設置法第二十条第三項の規定により、その他に検疫所の支所または出張所を設け、外航船舶の運航経済
○説明員(平澤長吉君) お答えいたします。私は厚生政務次官といたしまして協議もいたし、相談もいたし、私どもそれに参画をいたして大臣もそれぞれ処置をし、同時に私東京で厚生省の中にある公務員諸君もやつておるのであります。さように御承知願いたいと思います。
○説明員(平澤長吉君) 今度の現に現われておりまする事態に対して当日大臣が出席するようというお話でありましたが、大臣は丁度体の加減が悪いから私代つて出て参つたような次第でございます。厚生省といたしましては、留守家族諸君の援護の面について最善の努力をしなければならないということは私から申上げるまでもございません。従つて昨日一昨日にかけまして又本日も政府といたしましても、又同時に厚生大臣の出場からいたしましても
○平澤政府委員 ただいま青柳委員からお話がございました、私が大差ないと申し上げましたことは、私どもの日常使つておりまする言葉を不用意に申し上げたのであります。大差ないということは、そのときの場合におきまして、ほとんど同様なこともございましようし、仰せられるように、いささか高くなつたというようなこともありましようし、その点はひとつ私どものこういうような政治上の言葉として、あるいは常識的な言葉としてふだん
○平澤政府委員 お答えいたします。この法律の実施に伴いまする医療費の点につきましては、本委員会においてのみならず、各方面において非常に心配をしていられるということは、もつとものことだと私は存ずるのであります。この点につきましては、本委員会におきまして、先刻大臣から——ただいま青柳委員から申されましたように、答弁いたしたのは、すなわち現状と大差ないようにいたしたいという御答弁であつたことは、御承知の通
○政府委員(平澤長吉君) 只今上程されました生活保護法の一部を改正する法律案につき、その提案理由を説明いたします。 本法律を提案いたします理由は、先に制定公布された社会福祉事業法の中に規定されている福祉に関する事務所の設置に伴いまして、生活保護法の実施においても、これに対応し、保護の実施機関及び費用等の規定を改める必要が生じたからであります。本法案の主なる改正点を申上げますれば次の通りであります。
○政府委員(平澤長吉君) 只今質疑応答のございましたのを、途中からでございますが、私も承わつたのでありますが、私はこの法案が谷口委員のおつしやられるように、決定いたしましたことを普及宣伝するということでなしに、現に上程せられておりまするところの法案でありまするから、その法案の内容の説明ということにおいては私は差支えないと存じます。併しながら今谷口委員の仰せられたように、一方的な偏見によつてやるというようなことについては
○政府委員(平澤長吉君) お答えいたします。私は一方的なことを申上げるということは断じていかんと思います。併しながら今政府の提出しておるところの法律案の趣旨は御承知の通りであります。その範囲内のことは、これは政府の公務員とすれば、その範囲内においては私は差支えないものだと存じております。
○政府委員(平澤長吉君) お答えいたします。政府は只今政府案として法律案を出していることは私から申上るまでもございません。従つて政府といたしますれば、この法案を出しております決心と責任から申しましても、当該係りの公務員が、例えば放送局その他の機関を通じまして、国民一般にまでその意のあるところをお知らせするため、適当なルートを経て申出がございますれば、努めて私どもいわゆる民主的にこれを知らせる必要があろうと
○政府委員(平澤長吉君) 只今議題となりました検疫所の支所及び出張所の設置に関し承認を求めるの件について提案の理由を説明いたします。 現在横須賀港の検疫は横浜検疫所、大阪港の検疫は神戸検疫所、羽田飛行場の検疫は東京検疫所、呉港の検疫は広島検疫所、関門港の若松区の検疫は門司検疫所、四日市港の検疫は名古屋検疫所においてそれぞれ分室的事務所を設けてこれを実施中でありますが、この事務所を、先般改正になりました
○政府委員(平澤長吉君) 只今のお尋ねでございますが、政府ではさようには考えておりません。できました法律は必らず実行いたすのは当然でありまして、さようなことは考えておりません。
○政府委員(平澤長吉君) 只今保利大臣は衆議院の予算委員会に出ておりますので、出席いたしかねるということを伝えて置きます。
○平澤政府委員 ただいま議題となりました検疫所の支所及び出張所の設置に関し承認を求めるの件について、提案の理由を説明いたします。 現在横須賀港の検疫は横浜検疫所、大阪港の検疫は神戸検疫所、羽田飛行場の検疫は東京検疫所、呉港の検疫は広島検疫所、関門港の若松区の検疫は門司検疫所、四日市港の検疫は名古屋検疫所においてそれぞれ分室的事務所を設けてこれを実施中でありますが、この事務所を、先般改正になりました
○平澤政府委員 ただいま委員長から仰せがありましたが、私はこの委員会においてそういう御要請が今きまつたのでございますが、このことは、あるなしにかかわらず私もこの席で耳にしたことでありまするし、私自身の意見も述べたのでありまするから、もしそのことなくしても、私はやらねばならないと実は考えておりました。今委員長から仰せがありましたそのことを、必ずそれまでの間にいたすようにいたします。
○平澤政府委員 私からお答え申し上げます。すべての法律はもちろんでございますが、ことにもうこの看護婦の問題は、満場一致でこの委員会も通したことでございまするし、同時にまた、非常に検討に検討を加えまして、りつぱな成案を得たのでございます。もとより厚生省といわず他の役所においても同様だろうと思いますが、私どもは決して今御指摘せられたような考えでやつておるのではございません。この法律の施行については、その
○平澤政府委員 ただいまお尋ねのございました経過については、私もよく承知をいたしておるのでございまして、松谷委員と同様の考えを持つておるものでございますが、少くも来週の半ば過ぎにはほぼ案を得ましてお示しすることができる段階になつておりまするから、さようにひとつ御了解を願いたいと存じます。
○政府委員(平澤長吉君) 只今議題となりました審議会の整理等のための厚生省設置法等の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明いたします。 政府は先に行政の簡素化等を図るために、各省庁の審議会等の設立基準整理方針等を決定したのでありますが、これに伴いましで厚生省につきましては、その附属機関であります医師、歯科医師実地修練審議会、日本医療団清算監理協議会及び地方食品衛生調査会を廃止いたしますと
○平澤政府委員 ただいま議題となりました審議会の整理等のための厚生省設置法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 政府はさきに行政の簡素化等をはかるために、各省庁の審議会等の設立基準整理方針等を決定したのでありますが、これに伴い厚生省につきましては、その附属機関であります医師、歯科医師実地修練審議会、日本医療団清算監理協議会及び地方食品衛生調査会を廃止いたしますとともに
○平澤政府委員 ただいまいろいろ御意見がございましたが、私どもはもとより立法府のことにつきまして、議会においていろいろ御立案せられますことについては、十分尊敬いたすのみならず、その御趣旨のあるところを必ず遂行して参りますように努めなければ相ならぬと存ずるのでありますが、反面また行政上の事柄といたしますれば、やはり行政上のことにおけるその一つの持前、建前がありますから、その点は私どもといたしましては、
○平澤政府委員 ただいまお尋ねがありました第一点については、実情と十分にらみ合せまして、数の充足が満足に参りますように、中心をそこにおきまして、実施の上においては、いわゆる従来のごとく厳格であるという規格上の問題でございまするけれども、要は現状の実績にかんがみまして、数の充足を重点において施行して参りたい、かように考えておる次第でございまするから、ただいまお話がありました設置要件として示されてあるものの
○政府委員(平澤長吉君) 社会福祉事業法案につきましては、先日以来御熱心に御審議を頂きまして、本日委員会で可決をみましたことは、誠に有難く感ずる次第であります。御要望事項等につきましては、今後必ず善処いたしまして御期待に副いたいと存ずる次第でございます。本法案の一つの動機となりましたことは、本委員会の社会事業振興小委員会の御研究にその動機があるものと私ども存じておるのでありますが、政府といたしまして
○平澤政府委員 この事柄は先ほど申し上げましたように、先般この委員会で期日の延期が可能、不可能の場合、いずれともすみやかにこちらに返事をするようにとの御要望がございましたので、私どもの方ではその後連日検討いたしまして、事務的にはそれらのことはまだいたしておりません。実は先ほどそのことを決定いたしました。最初にこちらに御報告申し上げることが妥当であろうかと思いまして、さようにいたした次第であります。御了承願
○平澤政府委員 先般本委員会で御要望がありました目下受付中の看護婦試験申込みの期日は、検討いたしました結果、二十日間延期いたしまして、四月十日といたしたいと存じます。事務的にこれ以上の処置はなかなか容易でないのでありまして、ぎりぎりのところまで検討いたしました結果、四月十日といたしたいと存ずる次第でございます。何とぞ御了承願います。
○平澤政府委員 ただいま上程されました結核予防法案の提案理由について説明いたします。 結核がわが国の国民病と言われるほどに蔓延し、その害が各個人のみならず、社会全般に及んでおり、ひいては国民経済にまで悪影響を與えておることは周知の事実であります。今これを数字的に見ますならば、結核の死亡者は昭和二十二年に十四万六千二百十四人、同二十三年十四万五千二百五十九人、同二十四年十三万八千七百六十五人であり、
○平澤政府委員 社会福祉事業法案提出の理由について説明申し上げます。 現下の社会情勢により、社会福祉事業は、公的扶助制度の確立とその専門技術化の促進が強く要望せられ、さきに生活保護法の全文改正及び社会福祉主事の設置に関する法律が制定せられたわけであります。しかも約二百億円の経費を要する公的扶助その他兒童及び身体障害者等の福祉に関する行政は、今やその一層の強化を要請されつつありまするし、その運営の合理化
○平澤政府委員 ただいま議題となりました、国立光明寮設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 昭和二十四年十二月に公布されました身体障害者福祉法は、昨年四月一日より施行されまして、爾来身体障害者の福祉の施策はこれによつて着々と進められつつあります。これよりさき失明者の保護更生をはかるために、昭和二十三年七月国立光明寮設置法が公布施行され、東京、塩原の二箇所に失明者更生施設
○平澤政府委員 ただいま金子委員からの仰せでございますが、先般来長きにわたつて委員の諸君が、看護婦の問題について愼重審議せられておりますことを私ども承りまして、ひそかに敬意を表しておつた次第であります。もとより公式には、いまだ委員の諸君が成案を得ましたことを私は伺つておりませんけれども、内部においては、それぞれ御苦心のほど、また目途とせられるところを承つておるのであります。 第一点の三月中に通過せられたいという
○政府委員(平澤長吉君) 厚生省といたしましては、是非とも存続のみならず更に整備をいたしましてやつて参りたいという考えでおる次第でございます。
○政府委員(平澤長吉君) お答えいたします。御希望の点は誠に御尤もでここいまして、只今提案いたしました神戸に新らしく運営をいたしまするためにこの法律を出したのでございまするが、この意図は即ち二カ所、神戸を合せて三カ所になりますので、政府といたしましても漸次これらのことを拡張して参りたい、こういう意図から出ているのであります。もとより北海道のことについては、地域的に北方にありまする所に是非とも設立をするようにしいう
○政府委員(平澤長吉君) 只今議題となりました国立光明寮設置法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明いたします。 昭和二十四年十二月に公布されました身体障害者福祉法は、昨年四月一日より施行されまして爾来身体障害者の福祉の施策はこれによつて着々と進められつつあるのであります。 これより先、失明者の保護更生を図るために、昭和二十三年七月国立光明寮設置法が公布施行され、東京・塩原の二カ所